心理学という学問

心理学とは「人の心の動き、人や動物の行動を研究する」学問である。

そのルーツは古代ギリシャにまでさかのぼり、アリストテレス(前384-前322)著「霊魂論」といわれている。

その後ヴィルヘルム・ヴント(1832-1920)の活躍により現代心理学が著しく発展。

また「構成主義心理学」や「機能主義心理学」も発展、学派同士の影響により「行動主義心理学」「ゲシュタルト心理学」「精神分析」なども大きな成果を上げ、現代心理学の源流となった。

1960年をすぎたあたりから「認知心理学」が広まり始め、現在の主流となった。

そのほかにも「人間性心理学」「新行動主義心理学」も人気を集めている。

この3つは現在のカウンセリングの基礎であり、カウンセラーになるためには欠かせない分野であるため深い学習が必要である。

 

認知心理学

人の知覚、理解、記憶、思考、推論、問題解決などの機能を研究対象とし、意思決定までのプロセスを段階的に理解していく。

 

人間性心理学」

個人の独自性に注目し、自由を強調、共感的な関与を重要視する。

人間の全体現状そのままを認め、成長を促し個人を支えていく手法をとる。

また、人間性心理学が発展した理由としてカール・ロジャーズ(1902-1987)”来談者中心療法”がある。クライエントの成長力を信じ、語りに共感し、クライエントに成長させることで本質的な問題を解決する。この手法では再発も予防できることから多くのカウンセラーに指示されている。

 

「新行動主義心理学

心や感情には着目せず、目に見える”行動”に関する心理学。人の行動を刺激Sと反応Rに分け、その間には欲求Oがあるとし行動を分析していく。(S-O-R理論)それぞれを変化させていくことで見えない心へのアプローチできることから、医学・教育などの他学派からも信頼を得られることに成功した。